お疲れ様です(‘ω’)ノ

　ヤルこと盛沢山なので
　サクッといきますわよ～

　９月「六白金星」
　

　六白は七赤の本籍地
　西に廻座して
　月建を背負う

　今月は西月で巳年と
　相まって金局三合が
　成立する。
　そんなひと月にあって
　西の座に座る六白の　
　背負う役割は大きい。

　
　西という方位は
　悦びの方位である。
　今月は悦びの
　ひと月である。
　ただし悦びというのは
　無条件で手に
　入るものではない。

　
　西は季節で言えば
　正秋。秋になれば
　実をつけ、
　稲は穂を垂れる。
　秋の乾燥した空気は
　胃腸の働きを旺盛にし
　潤いをたっぷりと含んだ
　果実がいっそう
　美味しく感じられる。

　
　正に悦びにふさわしい
　季節である。

　
　しかし、そこに至るまでに
　生命はどれほどの精進を
　してきたか。
　木々は冬に種を膨らませ
　春には土の圧力に
　負けじと芽を地表へと　
　昇らせ、夏には大いに
　花を咲かせ、虫に蜜を
　与えては受粉して貰う。
　こうした木々の精進が
　なければ秋に果実は
　実らない。

　
　人もまた冬の寒さに耐え
　春はまだ寒さが残る中
　活動を開始し
　夏には大いに働いて
　ようやく秋になって
　お腹がが空いて来るのだ。

　
　つまり、ここに至る迄
　不断の精進を続けた者
　だけが秋の悦びを
　受け取る事が出来るのだ。

　六白は特にここ数か月
　思い通りにいかない事が
　多かった。
　６月は風邪をひき
　７月は意識と精神が
　連動せず
　８月は予想しなかった
　アクシデントに驚かされた
　事だろう。

　こうした数か月の
　中にあって
　めげずに、諦めずに
　懸命に走り続けた
　人だけに今月の
　実りは用意されている。

　
　だけど味わうと
　いうのは
　副交感神経が
　メインで働かなければ
　ならない。
　つまり静かで穏やかな
　精神でなければ
　成果の果実を
　味わうなんて事は
　出来ないのである。

　
　六白はなかなか
　ファイティングポーズを
　崩せない。
　戦いの場においては
　一瞬の隙が命取りになる。

　
　その生命に闘争の
　意を宿して生まれて　
　きた以上、これは
　いかんともしがたい
　習性なのだと思う。

　
　だけど周りを見てみよう。
　今周囲には六白と
　共に成果の果実を
　味わいたい人が
　大勢集まってきている。

　
　大きく息を吐いて
　肩の力を抜いて欲しい。
　この廻座は
　ゆっくりしても
　大丈夫な場所。
　六白を攻撃しようと
　する人は居ないのだから。

　
　今月は西の月建
　方位にいる。
　今月の六白は
　誰よりも悦ぶ事が
　出来るか否かに
　かかっている。

　誰よりも先に
　「いただきます」
　を言わねばならない。　

　
　「旺」とは「王」
　なのである。

　
　金局三合を引っ張る
　リーダーなのだから
　自分が豊かになって
　初めて皆も豊かになる
　という自覚を
　持って良い。

　
　今月は六白が
　笑う程、周りは
　幸せになる。
　六白が笑っていれっば
　全ては良くなるのだ。

　
　幸せを与える側が
　誰よりも幸せで
　なければならないのだ。

　
　今月の六白は
　歩くパワースポット
　になろう。

　
　西には年盤上
　四緑が居る。
　四緑は整いである。

　
　今月はかなり静かな
　精神状態を
　保たねばならない。

　不足を指摘し
　責めるのは六白に
　とって簡単だが
　今月はそれでは　
　運勢が崩れるばかりだ。

　
　今月求められるのは
　阿弥陀如来のような
　静けさである。

　
　全部お見通しであっても
　何も言わない決意を
　持ってみたい。

　
　六白は言わなきゃ　
　気が済まない。

　だけどそれが
　誰かを幸せに
　してきただろうか。

　
　今月くらいは
　阿弥陀如来に
　なってみよう。

　
　足らない所があれば
　サッと手を出して
　補ってやればいい。

　
　はみ出たものも
　シレっと整えて
　やればいい。

　何も言わないままに
　六白の人生ステージは　
　遠くまで広がっていく。

　　
　
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