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親父伝説第二十六章 「病に襲われ入院 ②」

2013年08月14日
  

   ホントはもっと早くUPしたいのに

 何故かFBに連携されず・・ 


 親父伝説を書くようになって

 一番よく 聞かれる事


 それは 「全部実話じゃないでしょ

 
 残念ながら 全て実話です


 あえて言うなら 少しオブラートに

 包んであります
って答える私


 手術の前も 散々ワガママを

 言った親父殿


 入院してからも同じである


 お化けが出るから もう退院すると

 言い出した


 何を理由に退院したいって

 先生に言うのだろうか


 お化けが出るので 耐えられません


 とでも 言うのか


 勿論 即 却下である


 親父殿は 考えたのであろう


 私に ミッション発令だ


 「魔よけ・厄除けのパワーストーン」の

 ご用命だ


 高いけど 黒水晶(モリオン)と

 四神のくみあわせだ


 勿論 私からのプレゼントになる


 これ 結構高いんですけど


 それも 仕方ない


 母君にもミッション発令だ


 「お経の本とカミソリを持って来い」


 どうやら 退院出来ないと分ったので

 厄払いを思いついたようだ


 枕の下に 数珠とお経本とカミソリを

 忍ばせて 寝てるのだ


 やる事 結構 可愛いぃじゃないか


 でも 知らずに 掃除の方が

 枕をどけたら その 3点セットを

 見たら 何と思うだろうか


 想像すると 結構笑えるのだが


 親父殿に 効果を聞いてみた


 「部屋にはまだ居るけど
  寄って来なくなったと


 どこまで 本気で言ってるのか

 分らないが 少しは効き目が

 あったようだ


 正直 私達 一族は 

 お化けより 親父殿の存在の方が

 充分 怖いです
って 

 思っているのだが 本人は

 知る由もない


 結局 波乱続きの今回の出来事

 無事 退院とゆう形で 幕を

 下ろすのであった


 めでたし めでたし


 ・・・で終わる筈なのだが
 
 この後 親父殿に更なる

 出来事が襲い掛かるとは

 誰も知るハズもないのであった
 

 第二章に続く

 

  

 

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